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カビの基礎知識

カビって何?

体に悪影響を及ぼす、肉眼では見えない有害な微生物をよく“バイキン”と言いますが、これはつまり病原菌をまとめて呼んでる俗称で、細菌・ウィルスと同様にカビもこれら微生物の一種なのです。また、カビは酵母・キノコと共に真菌類と呼ばれ、一般的には不完全菌類の仲間のうちで商品等の上で増殖し肉眼で見えるようになる種類をカビと呼んでいます。

キノコもカビの仲間???

カビはどうやって発生し、どうやって増えるの?

カビは土壌中・水中の動・植物などいたる所に存在し、都合の良い条件が揃うと2〜3日で目に見える塊となり、1週間もすると大量の胞子を周囲にまき散らします。この胞子が風雨や人の衣類、動物などによって他の場所へと運ばれ、再び発芽し発育を繰り返して広がって行くのです。

土の中はカビだらけ・・・

カビの繁殖条件

湿度・水分・酸素・栄養分の4つの条件が揃ったとき、とりわけ気温25℃前後で湿度70%を超えるような環境下では、爆発的に活性化していきます。

梅雨時はカビにとって繁殖期

人の役のたっているカビもある?

お酒・味噌・醤油などの醸造過程で欠かせない「麹」の正体、実は“コウジカビ”というカビの一種。また、抗生物質で有名な「ペニシリン」も、イギリスの学者フレミングが事故による失敗の中で偶然発見した“ペニシリウム”という青カビの一種から作られています。また、アメリカのマックスマンは“ストレプトミセス”というカビから、後に結核の特効薬となる「ストレプトマイシン」を発見しました。ちなみに青カビは、チーズの製造にも使われています。

カビがチーズを味わい深くしてくれます

人間にもカビが生える?

カビが人体の組織に取り付いて引き起こす感染症。その代表は「水虫」と「たむし」。いずれも“トリコフィートン”というカビが原因です。また酵母の一種が、皮膚にカビが発育するのを防いでいて、毛髪を含む体全体には健康を守る微生物が病原菌の進入を防ぎ、皮膚を守っているという研究報告もあるそうです。